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酒肴・嗜好・趣向

 
 

☆チーズは身体によい

  牛や羊などの乳は栄養的にも素晴しい食物である。神々が人間に授け給うた最も優れた食べ物といわれるチーズには、100g中エネルギーが350〜400cal、タンパク質20〜25g、脂質25〜30g、カルシウム約600gが含まれ、すこぶる栄養価が高い。なかでも、タンパク質は、製造過程で発酵や熟成が行われるので体内に消化されやすい状態になっている。
 またタンパク質を構成するアミノ酸の中のメチオニンは、肝臓を強くする作用があり、アルコールの分解を円滑にする。ワインとチーズの組合せは嗜好としても切り離せないが、健康面でも必要不可欠な組合せとなる。また、カルシウム不足もチーズで補える。
 日本人はカルシウムが不足しがち。一日に必要なカルシウムは、成人で約60mg、育ち盛りでは700〜800gとされる。例えばチーズトースト1枚と牛乳1杯の朝食では、400〜650mgがとれる。しかも体内に吸収されやすいというメリットもある。吸収率では小魚や海藻の約2倍で、食べ物の中で一番吸収率が高い。またダイエットにも有効で、身体に必要な栄養素をとりつつエネルギー摂取量を減らしてやせることが出来る。チーズに含まれる良質のタンパク質、カルシウム、ビタミン群は、なによりも栄養バランスが抜群。脂肪も含むが、かえって腹もちがして過食を防ぐことになる。
 1日に食べる量を決めれば、カロリーオーバーにならない。牛乳と乳製品を毎日約150キロカロリー分とれば、栄養的に安心である。カマンベールなら1/5個ほど、カッテージチーズなら普通の1/3〜1/4なので150gぐらいでOK。
 ただし、チーズには食物繊維とビタミンCだけが含まれていないので、野菜や果物などの食品と組み合わせるとバランスのとれた食事となる。
 前記のように健康と美容を身体の中から支えてくれるチーズ。毎日少しづつでも続けて食卓に登場させたいものといえるだろう。