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岸久のつくる味わう楽テル

 
 

☆GIN

カクテルに用いられる代表的なジンの銘柄(ブランド)。写真左からブードルス、ボンベイ・サファイア、タンカレー、ゴードン、ビーフィーター(すべてドライ・ジン)。
ジンは有名な銘柄も多いため、銘柄を酒の種類と勘違いするケースも多いので注意。
 

GIN

オランダで誕生しイギリスで生まれ変わった爽やかな香味が特徴のスピリッツ
 ジンは、大麦麦芽(ルビ:ばくが)やトウモロコシ、ライ麦などを原料にしてつくられた蒸留酒で、カクテルのベースとしてもっともよく使われている酒のひとつ。
 もともとジンは、薬としてオランダで生まれた。熱病の特効薬をつくろうと、ライ麦を原料とした蒸留酒に利尿(ルビ:りにょう)効果のあるジュニバー・ベリー(ネズの実)を合わせたところ、この薬用酒(ジェニエーブル)はアルコール飲料としても評判となり、オランダ中に広まった。その後、ジェニエーブルはイギリスに渡り、名前も短縮されて「ジン」となり、この地イギリスで辛口のドライ・ジンがつくられるようになった。
 このような歴史を持つジンは、オランダ生まれの「オランダ・ジン」と、イギリス生まれの「ドライ・ジン」に大別される。現在、カクテルの材料として主流なのはドライ・ジン。香りづけに使う香辛料や製法が各メーカーによって異なり風味もさまざまだが、概して爽やかな香味が特徴だ。
 一方、オランダ・ジンは、ドライ・ジンに比べて香味が強く、濃厚な味わいが特徴。カクテルのベースというよりも、よく冷やしてストレートで飲むことが多い。
 その他、ドライ・ジンに甘味を加えたオールド・トム・ジンや、レモンやオレンジなどで風味づけしたフレーバード・ジンなどがある。

ジン・ベースの主なカクテル
マティーニ/ギムレット/ジン・トニック/ジン・フィズ/アラウンド・ザ・ワールド/パリジャンなど