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亀島延昌のちょっと一服

 
 

カウンターからタンゴの世界へ vol.24

○アルゼンチンサッカー
 私がアルゼンチンを旅行した際にいろいろと助けてくれたモネールさん。Jリーグでも活躍したプロサッカー選手です。彼が私のお店に来てくれました。なんでも日本の少年サッカーチームとアルゼンチン、イングランドの同じ年齢のチームで総当りの試合があるそうで、そのコーチとして来日したのでした。その夜彼はお酒を飲みませんでしたが、それでも来店してくれる義理堅さに脱帽しました。
 最近日本のサッカーが強くなってきていると感じます。イングランドのマンチェスターユナイテッドと契約し、開幕戦をスターティングメンバーでしかもトップ下(攻撃の要のポジション)でフル出場を果たした香川真司選手はその代表的な存在ともいえるでしょう。 
 そして香川が所属するマンチェスターユナイテッドといえば、デイビット・ベッカムが育ったチームです。そこで大活躍をし有名になっていきました。
 ベッカムと言えば98年のワールドカップの時、アルゼンチンと対戦した際シメオネという選手に倒され、更に倒れたベッカムの上に乗られ何かブツブツ言われた彼はシメオネを蹴ってしまいます。ベッカムは退場となりイングランドの新聞に10人の勇者と1人の愚か者と書かれた時期もありました。つまりはアルゼンチンのシメオネ選手の罠にまんまとハマってしまったのでした。
 元日本代表で現清水エスパルスに高原という選手がいます。私は彼の大ファンで試合も見に行ったりします。彼がゴールを決めたとき両手を耳に当ててサポーターの方へ走っていきます。声援を聞かせろといわんばかりに。このゴールパフォーマンスはアルゼンチンのリケルメという選手にそっくりです。この二人はブエノスアイレスのチーム「ボカジュニアーズ」で一緒にプレーをしていました。
 リケルメは香川と同じトップ下で高原はフォワードです。リケルメはアルゼンチン代表でもキャプテンを務める王様でした。この選手にボールは集まります。縦横無尽にボールを操るリケルメ。高原が手を上げてボールを要求します。しかしリケルメは意地でも高原にパスを出しませんでした。結局高原は1シーズンでたった1ゴールしか奪えませんでした。皆つらい時期はあるのです(笑)。
 話を戻しますと、モネールはタンゴを全く踊りません。今やアルゼンチンでもタンゴを踊る人は少ないようです。しかしその夜は2人のタンゴダンサーを連れて来ました。彼らはカップルで暫く日本に滞在し、タンゴパフォーマンスをしていくとのことでした。
 名前をディエゴとカルラといいました。まずは日曜日に日比谷公園のレストラン「松本楼」でショーをやるというので見に行ってきました。これが素晴らしかったのです。なんとエレガントなことか。それから2人は時々お店に顔を見せてくれました。う〜ん、彼らにタンゴを習ってみようかな〜。