2014年 諸官公庁年頭挨拶
今年もよろしくお願いします。
オリンピックを契機に黄金時代を築き上げよう!!
中央区区長 矢田 美英
新年明けましておめでとうございます。
輝かしい新春を迎え、銀座社交料飲協会(GSK)の皆さまに謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は、皆さまには食品衛生行政をはじめ区政万般にわたり温かいご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございました。心から感謝・御礼申し上げます。
貴協会におかれましては、本区社会福祉協議会への長年にわたる多額のご寄付や健康福祉まっりへの心温まるご支援など、各種ボランティア活動を通じて社会福祉をはじめ地域の発展にお力添えを賜っております。さらに、東日本大震災被災地の復興応援を継続されるなど社会貢献活動を積極的に行っておられ、組合活動の模範として心から敬服する次第であります。
さて、2020年オリンピック・パラリンピックが56年ぶりに東京で開催されることが決定し、日本を覆っていた閉塞感をいっぺんに打ち破った感じがいたします。大会のコンセプトの中心である選手村(約44ヘクタール・1万7千人収容)ができる本区としても、これを契機に交通アクセス整備はもとより銀座をはじめ区内全体の良好なまちづくりに一気に弾みをつけ、皆さま方と力を合わせて、中央区の黄金時代を築き上げてまいります。
また、開催期間中には国内外から延べ1千万人を超える来場者が想定され、本区にも大勢の方々が訪れることでしょう。まごころを込めた「おもてなしの心」で世界中の方々を皆さま方とともに温かくお迎えしてまいりたいと存じます。
また昨年12月、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産へ「和食:日本人の伝統的な食文化」の登録が決定されるなど「和食」への関心が大いに高まるなか、区民をはじめ本区を訪れる多くの人々が安心して食文化を楽しんでいただいております。これも、都内でもトップの約1600もの会員を有する貴協会の皆さま方が食品衛生に関する普及啓発や自治指導員による自主的な衛生管理の徹底に努められ、安全・安心な食の確保に大きな成果を上げておられるたまものと、あらためて感謝申し上げる次第であります。どうかこれからも、本区の歴史と文化を培ってこられた皆さま方が、本区をにぎわいのあるまちとして支えてくださいますよう切にお願い申し上げます。
今、わが国の経済は明るい兆しが見え始めておりますが、実感としてはいまだ厳しい状況にあり、ご苦労も多いことと思います。こうしたときにこそ「世界の繁華街」である銀座を支えている皆さま方が本年も英知を結集され〈日本の食文化のリーダー〉として大いにご活躍されますようご期待申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
時代の変化に的確に対応、皆様のご理解と信頼に応えます
京橋税務署署長 富永 新
平成26年の年頭に当たり、謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
澤木会長はじめ、銀座社交料飲協会(GSK)の役員並びに会員の皆様には、御健勝にて輝かしい新春をお迎えになられたことと心からお慶び申し上げます。
貴協会の皆様方には、平素から税務行政全般にわたり、深い御理解と格別の御協力を賜りましたことを厚く御礼申し上げます。
また、e│Taxをはじめとする税情報の広報掲載、税務研修会の開催等を通じ、正しい税知識の普及並びに納税道義の高揚にもお力添えをいただき、ここに重ねて御礼申し上げる次第でございます。
さて、最近の税務行政を取り巻く環境は、経済社会のグローバル化やICT化などにより大きく変化してきております。
また、e│Taxの普及・定着、改正通則法への対応、さらには消費税率の引上げなど、税務行政に対しましても一層の変化が求められております。
こうした中、我が国の税制の柱である申告納税制度が円滑に機能し、国税庁の使命である「納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現する」ためには、時代の変化に的確に対応し、納税者である国民の理解と信頼を得ることが何より重要であると考えております。
私どもといたしましては、こうした状況の変化に柔軟かつ的確に対応しながら、「国民の信頼に応える税務行政」に向けて職員一同、更なる努力を重ねて参る所存でございますので、より一層の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
間もなく、平成25年分の確定申告の時期を迎えますが、昨年と同様に所得税等の申告書作成会場を「東京国税局」に開設することとしております。京橋税務署内には申告書作成会場を設置いたしませんので、会員の皆様への周知に御協力をお願いいたしますとともに、本年も是非、e│Taxによる申告書の早期提出並びに期限内納付に御協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに当たりまして、この新しい年が、銀座社交料飲協会並びに会員の皆様方にとりまして大いなる飛躍の年となりますことを心から祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。
安全安心な街づくりを目指して
築地警察署署長 三藤 晋也
新年明けましておめでとうございます。
皆様方には、ご家族とともに健やかに新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
また、平素からの警察業務各般にわたる深いご理解、ご協力と各種防犯対策等をはじめとする様々な地域安全活動への多大なるお力添えに対し、深く感謝申し上げます。
さて、警視庁では、「安全で安心して暮らせる街、東京」の実現に向け、組織の総力を挙げて犯罪の起きにくい社会づくりに取り組み、結果、都内における犯罪認知件数は、平成14年をピークに昨年まで減少し続け、治安は着実に改善しつつあります。
しかしながら、都内では振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺被害が後を絶たず、昨年の都内における被害額は77億円(11月末現在)を超えており、過去最悪のペースで被害が発生しております。手口も巧妙化してきており取締りを強化していますが、被害の拡大に歯止めが掛かっていないのが現状であります。
一方、築地警察署管内の治安状況等を簡単にご紹介いたしますと、先程お話した特殊詐欺等の被害といたしましては、昨年3月に60歳代の女性が甥を名乗る男から「バスの中でバックを置き忘れてしまった。バックの中に700万円入っていたが、何とかならないか。これから会社の者が取りに行く」という言葉を信用し、自宅に来た男に300万円を渡してしまったという被害が発生しました。
今後とも、親世代の方々への直接的な注意喚起を行うとともに、予兆電話の情報を管内の住民の皆様に迅速かつ確実に提供し、犯行グループの検挙対策を一層強化するなど、特殊詐欺被害の撲滅を図ってまいります。
次に、昨年の管内における犯罪発生状況でありますが、「ひったくり」が3月に連続的に5件発生したところではありましたが、隣接警察署との情報交換を行っていたところ、麻布警察署管内において別の窃盗事件で逮捕した少年2人の犯行であることが判明し、検挙解決に至りました。
「侵入窃盗事件」については、10月4日未明、銀座7丁目所在の高級ブランド店において、ワイヤーで自動車と店舗出入口シャッターを結束して強引に引っ張って破壊した上、店内の高級ブランドバック等を窃取するという大胆な窃盗事件が発生しております。本件につきましては、現在、鋭意捜査中であります。
また、他の侵入窃盗事件につきましては、元従業員が、合鍵を利用して侵入し窃取したものや無施錠であったことから被害に遭ったものが多く見受けられました。
銀座地区における客引きにつきましては、生活安全課を中心に一斉取締り等、挙署一体となった検挙活動を実施しております。しかし、客引きを完璧に排除するまでにはいたっておりませんので、今後とも集中的、恒常的な検挙活動を推進してまいります。
以上が築地署管内の治安状況でありますが、引き続き「安全安心な街づくり」を目指しまして、地域の皆様方と一体となった各種警察活動を推進してまいりますので、より一層のご支援、ご協力をお願いいたします。
結びに、貴協会の益々のご発展と会員皆様方のご健勝、ご多幸を祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
安心・安全の街「銀座」を目指して
京橋消防署署長 茅原 良則
新年あけましておめでとうございます。
銀座社交料飲協会の皆様には、平素から消防行政に深いご理解とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。
さて、昨年は、福知山市花火大会での火災、福岡市での病院火災をはじめ、竜巻災害や伊豆大島での土石流災害などにより多くの方々が犠牲となっており、防火防災安全対策の重要性が益々高まっています。
また、昨年は2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の東京開催が決定し、東京の、日本の顔でもある銀座地区が果たす役割は益々重要になると予想されます。
「安心・安全の確保」は、この先どのような状況にあっても変わることなく求められるものであり、署員が一丸となり、地域の皆様と手を取り合って、安心・安全の街「銀座」を築くことが、消防にできる「おもてなし」の一つであると心新たにしております。
近年の東京消防庁管内での火災の特徴を見ますと、自然災害の増加に伴い、落雷や台風による塩害(劣化部分に塩分が侵入し、絶縁不良によるスパーク、短絡)に起因する火災が多くなっています。
一方、京橋消防署管内での火災の特徴は、最近5年間「電気」によるものが出火原因の1位となっており、銀座地区においては、厨房内の「火気設備」からの出火が多くなっています。
銀座社交料飲協会の皆様におかれましては、来訪者の安心・安全の確保と火災を未然に防ぐために、日頃から点検を実施していただくとともに、いざ火災が発生した時の初期消火や避難路の確保などについて、引き続き社員の方への防火防災教育の徹底をお願いいたします。
結びに、銀座社交料飲協会のご発展と会員皆様のご健勝、事業所のご繁栄、また、本年が災害のない平穏な年でありますことをご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
食の安心・安全を守る、食品衛生行政を強力に推進
中央区保健所所長 和田 哲明
新年明けましておめでとうございます。
銀座社交料飲協会の皆様には、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
貴協会の皆様方には、平素から保健所・食品衛生行政全般に渡り、ご理解、ご協力とご支援を賜っておりますことに、心より御礼申し上げます。
昨年9月8日早朝に2020年の夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市が東京に決定し、日本中が歓喜の輪に包まれました。中央区も晴海地区に選手村の建設が予定されており、また世界中から多くの来客の訪問も見込まれ、25年の流行語大賞となった「お・も・て・な・し」の心でのお迎えを期待しております。
また、12月4日のユネスコの無形文化遺産の政府間委員会で「和食 日本人の伝統的な食文化」が国内22件目となる世界無形文化遺産としての登録が正式に決まりました。
その反面、10月に関西の大手ホテルで発覚した食品(食材)偽装問題は以前から同種の問題が時折起きていましたが、その後ホテルの飲食店だけでなく、大手デパートや有名飲食店など全国各地で問題が発覚しました。会社のその後の対応の不手際などから幹部の辞任問題にまで発展し、大きな社会問題となりました。
行政の対応としては、消費者庁が「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」違反(優良誤認)の疑いで宿泊施設数社に立ち入り検査に入り、また景品表示法の改正も検討されています。
中央区保健所管内では、昨年7月に区内飲食店において製造された弁当によるウエルシュ菌を原因とする患者数201名に及ぶ集団食中毒事件が発生しましたが、それ以外には大きな食中毒事件もなく、会員の皆様の日頃からの食品衛生への様々な取り組みの賜物でございます。心からの感謝を申しあげます。
今年も中央区保健所では、食の安心・安全を守るために食品衛生行政を強力に推進してまいります。皆様方にも今後とも一層のご理解とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、協会員皆様方の益々のご繁栄、ご健勝を祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 |